きっすこども食堂
坂本 博文さん
松茂町
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こども食堂をはじめたきっかけ
以前住んでいた所のすぐ近くに児童養護施設があって、何かできることがあればと思いながら何もできないまま十数年が過ぎた頃、母が他界しました。
心筋梗塞だったので、ありがとうの一言もいえずあっという間のお別れになりました。十分な親孝行もできていなかったので、何かできないかと考えているとき「恩送り」という言葉に出会い、もう母に恩をかえすことが出来ないのなら、せめてこの恩を世の中の母に送ろうと思い、こども食堂を始めました。
こども食堂への想い
地縁、血縁が薄れてきていて、昔からあったコミュニティーが崩壊の危機に瀕しています。そのため「孤」の問題が深刻化していますが、こども食堂をいっぱい作ることによって新しいコミュニティーを作りたいと思っています。
こだわりのポイント
今はまだきっすこども食堂としての独自色は出せていませんが、それが逆にどことでも何とでもコラボすることが出来ると考えています。
うちのこども食堂 ここがおすすめ!!
理事長がゆる~い感じなので、こども食堂も良く言えばゆる~い感じです。これは言葉では伝わりません。是非お越しになって確認して下さい。
参加者からもらった嬉しい言葉
こども編
「あのおもしろいおっちゃん、今日も来とる?遊びたい」
「おかわり!」
おとな編
「家ではあんまり食べんのに、今日は珍しくいっぱい食べてびっくりした」
「〇〇町から来たんですけど、〇〇町でもしてくれたらいいのに」
こども食堂に行きたいけど 足を運んだ事がない方へ
こども食堂はごはんを食べるためだけの場所ではなく、親戚の家のように思ってもらったらいいかと思います。
こども食堂の運営者は基本的にこどもっぽくて、来てくれたこどもと遊ぶ気満々です。
誰も知り合いがいないから行きにくいと思わず、最初から友達や身内に会いに行く感じで、こども食堂にお越し頂けたらと思います。
将来への展望
すぐには出来ませんが、きっすこども食堂1号店、2号店、3号店・・・と増やして、多くの地域に子ども食堂を作れたらと思います。
手伝いたい方へ一言
ボランティアとして参加してこどもたちの笑顔を見るのは嬉しいことですが、ボランティアスタッフはみんないい方ばかりなので、スタッフ同士のつながりも楽しみの一つだと思います。大切な友達ができるかもしれません。少なくとも僕はできました。
支援したい方へ一言
こども食堂の運営はどこも厳しい状態だと思います。運営者は限られたお金と時間を使って運営させて頂いています。ほんの少しの支援でも大変ありがたいことですので、ご検討して頂けると幸いです。
最後に一言
こども食堂に参加して育ったこどもたちが、いつかこども食堂を運営する側にまわって、またそのこども食堂に参加したこどもたちが運営する側にまわって・・・。これこそが、きっすこども食堂が目指す「恩送り」のこども食堂の形です。